Flow 04

充填・修復

きれいにした根管を、すき間なく密封し、 最後に噛めるかたちへと戻していく仕上げの工程です。 ここまで進めて、はじめて根管治療はひと区切りとなります。

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根管を、すき間なく密封する

洗浄・消毒できれいになった根管の中に、ガッタパーチャと言われる材料を詰めて密封します。 目的は、空いた空間をなくして、細菌が入り込んだり再び増えたりする「すき間」を残さないことです。

せっかく細菌を減らしても、密封が不十分だと、 わずかなすき間から再感染が起こり、痛みや腫れがぶり返す原因になります。 根の中をていねいに埋めることが、治療の成果を長もちさせる土台になります。

すき間を埋める「シーラー」と、新しい材料

ガッタパーチャだけでは、細かなすき間まで完全には埋めきれません。 そこで「シーラー」と呼ばれる、すき間を封鎖するための材料をあわせて使います。 近年は、バイオセラミックやMTA(ミネラル・トリオキサイド・アグリゲート)と呼ばれる材料が 使われることが増えました。これらは封鎖性が高く、体になじみやすい(生体になじむ)性質があり、 根の先の治りを助けることが期待されています。

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被せ物までが、ひとつの治療

根管を密封したあとは、土台を立て、被せ物(クラウン)などで歯のかたちを整えます。 神経を取った歯はもろく割れやすくなっているため、 しっかり覆って噛む力から守ることが欠かせません。

仮の蓋のままにしないこと

治療の途中では、仮の蓋(仮封)でふさいでおくことがあります。 しかし、仮の蓋は長くもつようにはできておらず、放っておくとすき間から細菌が入り、 それまでの治療が無駄になってしまうことがあります。 最後の修復まで、間をあけずに進めることが大切です。

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治療が終わったあとも

被せ物まで終えれば、ご自身の歯として再び噛めるようになります。 ただし、根の先の炎症は自覚のないまま進むことがあるため、 定期的な確認で変化に早く気づけるようにしておくと安心です。

違和感や痛みが出たとき、被せ物が取れたり欠けたりしたときは、 早めに歯科医院へご相談ください。

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まれに、うまく治らないこともあります

根管治療は成功率の高い治療ですが、残念ながら100%ではありません。 根管の複雑な形や再感染、歯の割れなどにより、 治療後も症状が続いたり、いったん治まった炎症が再発したりすることがあります。

その場合でも、あきらめる前に検討できる方法があります。 再治療や外科的な処置など、次の一手について別のページでまとめました。

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