Pulpitis

歯髄炎とは

歯髄炎(しずいえん)は、歯の神経に起きる炎症のことです。 しみる・ズキズキ痛むといった症状の多くは、この歯髄炎が関係しています。 どんな状態なのか、やさしく解説します。

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歯の神経に炎症が起きた状態

歯の中心には「歯髄」と呼ばれる、神経や血管が集まったやわらかい組織があります。 むし歯が深く進行して細菌が歯髄に近づいたり達したりすると、 歯髄が炎症を起こします。これが歯髄炎です。

冷たいものや熱いものがしみる、何もしなくてもズキズキ痛む、夜に痛みが強くなる―― こうした症状は、歯髄炎のサインであることがあります。

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大きく分けて2つのタイプ

可逆性歯髄炎

炎症が軽く、原因を早めに取り除けば神経が回復に向かうことが期待できる状態です。 しみても一瞬でおさまるような場合が多いとされます。

不可逆性歯髄炎

炎症が強く進み、神経が元に戻りにくい状態です。 強い自発痛(なにもしていなくても痛む)や夜間の痛みが出ることがあり、根管治療が検討されます。

どちらのタイプかは症状だけでは判断が難しく、 レントゲンなどをふくめた診査で見きわめる必要があります。

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早く気づくほど、選択肢が広がる

炎症が軽いうちであれば、神経をすべて取らずに残せる可能性があります (生活歯髄温存療法/VPT)。一方、炎症が強く進んでしまうと、 根管治療で神経を取り除く必要が出てくることがあります。

「そのうち治るだろう」と様子を見ているあいだに進行してしまうこともあります。 しみる・痛むといった症状があるときは、早めに歯科医院にご相談ください。